ピノキオ 原題:Pinoccio |
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いまや世界的名曲となった「星に願いを」(原題「When you
wish upon a star」)が使われていますが、この映画は当時は意外にもヒットしませんでした。 この作品ではディズニーの開発したマルチプレーン・カメラを効果的に使用し,前作の「白雪姫」に比べ立体的に,そして精密に描かれた背景画とともに新鮮で美しく奥行きのある映像を作り出しました。 |
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アカデミー賞オリジナル作曲賞、 最優秀主題歌賞受賞 |
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上映時間:88分 監督:ベン・シャープスティーン/ハミルトン・ラスケ 脚本:テッド・シアーズ/オットー・イングランダー/ウエッブ・スミス/ウィリアム・コットレル/ジョセフ・サボ/ アードマン・ペナー/オーレリアス・バッタグリア/カルロ・コロディ(原作) 音楽:リー・ハーリーン 出演(声):ディッキー・ジョーンズ/クリフ・エドワーズ/クリスチャン・ラブ/ウォルター・キャトレット/ メル・ブランク/チャールズ・ジュデルス/フランキー・ダーロ/イブリン・ベネブル/他 |
CHARACTER |
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ピノキオ:子どものいないゼペットが作った木のあやつり人形。ブルーフェアリーから 生命を与えられ、勇気と優しさを身につけることができれば、本物の人間になれる。 |
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ゼペット:あやつり人形のピノキオをつくったおじいさん。やさしい父親となる。 |
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ジミニー・クリケット:無知で無邪気なピノキオの良心役のコオロギ。美人に弱い。 |
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ブルーフェアリー:美しい妖精。ゼペットの願いを叶え、ピノキオに生命を与える。ピノキオに善悪の区別を教えるために、ジミニーを良心役につける。 |
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ファウルフェロー(オネストジョン):ピノキオをだまし、ストロンボリー達にピノキオを売りとばす悪いキツネ。オネスト・ジョン(正直者のジョン)と名のるが、本名はJ.ワーシントン・ファウルフェロー(きたないやつ)。 |
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ギデオン:ファウルフェローの子分のネコ。まぬけな性格。 |
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コーチマン:プレジャー・アイランドに子どもたちを運ぶ御者。白髪ででっぷりとしていて、一見善人に見えるが、人間の子どもを遊びほうけさせ、ロバにして一生働かせようとする悪者 |
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ストロンボリー:ファウルフェローとギデオンがピノキオを連れていった人形劇場の親方。 |
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フィガロ:ゼペットの飼っている黒猫。猫なのにクレオと仲良し。 |
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クレオ:ゼペットの飼っている金魚。ゼペットの行くところにはどこへでもお供する。 |
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モンストロ:ピノキオやゼペットを飲み込む、「海の怪物」と恐れられている巨大なクジラ。 |
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STORY |
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ピノキオは、心優しい人形作りのゼペットじいさんが作った木の操り人形。ある晩、ゼペットじいさんが眠っている間に、妖精がピノキオに命を吹き込みました。正直で勇気のある優しい心を持てば、本当の人間の子供になれると教えられたピノキオは、子供達の良心であるジミニー・クリケットと 一緒に、本当の子供になるために良いことをしようとします。しかし、ファウルフェローやギデオンに騙され、人形劇場に売り飛ばされたり、悪い誘惑にのってしまいます。果たして、ピノキオは 本当の子供になれるのでしょうか・・・? |
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ありすの感想 |
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前作の「白雪姫」と比べると、やはりマルチブレーンカメラを駆使したことによって、背景がより立体的に見えますね。海の波しぶきなども、どんどんセル技術が上がっているのがわかります*全体的に、結構ハラハラドキドキするシーンが多いです。ピノキオがロバにされそうになったり、クジラのお腹から脱出するところなど。しかも怖いですね^^; でも、ゼペットさんのおもちゃ屋さんで、たくさんのからくり時計やオルゴールにあわせて みんなで踊ったりするシーンなどはとても可愛いです**また、ブルーフェアリーの 美しさや、寛大さも見ものです。さすが女神様!!笑。 |
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