不思議の国のアリス 原題: Alice In Wonder Land |
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原作は、イギリスオックスフォード大の数学講師チャールズ・L・ドッドソンがペンネームのルイス・キャロルの名で出版した絵本です。アリスは彼の娘で、キャロルが彼女に話して聞かせた物語を、彼女のたっての願いで本にしたそう。この映画は「無意味」なことを連ねて面白く描写する作品で、物語や内容といったものがありません。実際1951年の封切りでは、ヨーロッパでは良い評価を受けなかったそうですが、ウォルト・ディズニーは白雪姫を制作する前からこの作品を映画化したいと考えていたそうです。続編「鏡の国のアリス」(Through
the Looking-Glass)をテーマにしたミッキー・マウスの短編アニメもあります。 |
上映時間:75分 監督:クライド・ジェロニミ/ハミルトン・ラスク/ウィルフレッド・ジャクソン 脚本:ウィンストン・ヒブラー/ルイス・キャロル(原作) 音楽:オリヴァー・ウォーレス 出演(声):キャサリン・ボーモント/ビル・トンプソン/エド・ウィン/ジェリー・コロンナ/リチャード・ヘイデン/ スターリング・ホロウェイ/J・パット・オマリー/他 |
CHARACTER |
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アリス:イギリスに住む好奇心旺盛で元気な女の子。白ウサギを追いかけて不思議の国に 迷いこみ、体が大きくなったり、小さくなったり、奇想天外な出来事を次々と体験する。 |
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ホワイト・ラビット:アリスを不思議の国に導く、いつも急いでいる鼻メガネとかけ傘と懐中時計を 持った白いウサギ。 |
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ハートの女王:トランプのハートの女王。わがままで自己中心的で、気に入らないことがあると すぐに誰かの首をはねたがる。 |
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トゥイードゥル・ディー:不思議の国に迷い込んだアリスの周りを飛び跳ねたり、おかまいなしに話しかけたり、歌をうたったりする。ダム&ディーの見分け方は、左側の襟に刺繍されている名前。 |
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トゥイードゥル・ダム:ディーの双子の兄弟。 |
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チェシャ猫:にやにや笑いだけを残して消えることのできる不思議な猫。ピンクと紫の縞模様は自由自在に動き、顔の部分も分解できる。現れたり消えたり、神出鬼没でアリスを混乱させる。 |
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キャタピラ:水たばこをふかすイモムシのおじさん。煙を吐きながら不思議な歌をうたっている。アリスにキノコの秘密を教える。 |
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いかれ帽子屋(マッドハッター):三月ウサギ(マーチ・ヘアー)と誕生日ではない日を毎日祝う おかしなお茶会を開いている帽子屋。 |
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三月ウサギ(マーチ・ヘアー):白ウサギを追いかけているアリスをお茶会に誘うぼさぼさの髪、 ギョロ目に出っ歯のウサギ。 |
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ドー・マウス:マッド・ハッターのティーパーティーでポットの中に入っているネズミ。 いつもはポットの中で眠っているが「ネコ」という言葉を聞くと暴れだす。 |
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STORY |
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ある昼下がりのこと、好奇心旺盛な女の子アリスはウサギの後を追いかけて穴に落ちてしまいます。 そこで出会った双子のディーとダム、チェシャ猫、そしてティーパーティをしているいかれ帽子屋と三月ウサギたちとともに繰り広げる冒険の数々。キノコを食べて大きくなったり、小さくなったり、トランプの国に迷い込んでしまったりと、次々に起こる奇想天外な出来事の連続。まるで万華鏡を覗いてるような、まぶしくて目の回りそうな世界、それが不思議の国なのです・・・・ |
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ありすの感想 |
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HNを見てお分かりの通り、私の大好きな作品の1つです(^▽^*)**何が好きなのかというと、この無意味さ!(笑)そう、この作品、ストーリーや内容といえるものがない作品なんです。ただただ、アリスの身に不思議で奇想天外なことが起こっていく、というものなんですね〜*この点で、結構好き嫌いは分かれるようなのですが、この作品は深く考えずに、あるがままに受け取って楽しんでいただけるといいと思います^^!!次は一体何が起こるんだろうか?アリスは無事に家に帰れるんだろうか?と観てると自分もどんどん不思議の国に迷い込んでしまうような作品です*そして、へんてこりんで魅力的なキャラクターもこの作品の素敵なところだと思います。憎たらしいけど、なぜか憎みきれないチェシャ猫やハートの女王、変てこで可笑しなことばかり言うマッドハッターやマーチヘアー。意味のわからない、意味のないところがこの作品の最大の魅力だと思います^^*ありすのお気に入りは、ディー&ダムがアリスに聞かせるセイウチと大工の話のシーンと、トランプの兵隊が間違えて植えてしまった白いバラを、赤いペンキで塗っているシーンです^^! |
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